第3回都・区市町村CIO協議会 議事要旨
日時:令和6年6月25日(火) 13時30分から15時まで
場所:新宿NSビル24階 イベントスペース(オンライン併用開催)
議事:
- 挨拶
- 報告事項
こどもDXの推進について
「つながる東京」展開方針の推進に向けた区市町村との連携について - 事例紹介
青梅市による書かない窓口の紹介 - 都、GovTech東京、区市町村による協働事業について(非公開)
【1.挨拶】
(東京都CIO 副知事 宮坂 学)
- GovTech東京の設立から間もなく1年を迎える。この間、GovTech東京の組織・人員体制を強化するとともに、区市町村の皆様にも多大なご協力をいただき、共同調達や伴走サポート、人材紹介などの事業も徐々に成果の芽が出てきている。
- 今年度は、DXのD(デジタル)はもちろんのこと、「X」(トランスフォーメーション)にも重点を置きながら、区市町村の皆様との協働体制をより強固なものとしていきたい。
- 本協議会にて区市町村の皆様から忌憚のないご意見をいただき、区市町村の皆様との連携をより深めていきたいと考えている。
(デジタルサービス局長 山田 忠輝)
- 今年度は、自治体システムの標準化への移行期限が迫る中で、正念場となる重要な1年である。
- 都として国に対して必要な働きかけを遅滞なく行っていくことで、62区市町村すべての業務システムが、安心して円滑に移行できるよう支援させていただきたいと考えている。
- 国の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が先般改定されたが、こうした国の動きが我々地方自治体の実情を十分踏まえたものとなるよう、様々な機会を通じて、区市町村の皆様のご意見等を伺いながら、国に対しても必要な働きかけを行っていきたいと考えている。
【2.報告事項】
〇こどもDXの推進について
(デジタルサービス局デジタル戦略部デジタル戦略課 こどもDX推進担当部長 福田 厳)
- 第2回 東京こどもDX2025 つながる子育て推進会議の開催についての説明
- プッシュ型子育てサービスの取組状況についての説明
- 母子保健オンラインサービスの取組状況についての説明
- 保活ワンストップの取組状況についての説明
- 給付金手続(018サポート)の利便性UPについての説明
〇「つながる東京」展開方針の推進に向けた区市町村との連携について
(デジタルサービス局デジタルサービス推進部デジタルサービス推進課つながる東京整備担当部長 小野寺 圭)
- 高周波数帯5G整備に向けた区市町村保有アセット開放についての説明
- Wi-Fi、スマートポールに関する区市町村向け補助事業についての説明
〇質疑応答
発言なし
【3.事例紹介】
〇青梅市による書かない窓口推進事業の紹介
(青梅市市民部市民課長 清水 久美子 様)
〇質疑応答
(デジタル戦略部区市町村DX協働担当部長 芝崎 晴彦)
- 書かない窓口の推進体制の発足は現場からなのか、トップダウンなのか、あるいはその両方なのか?
(青梅市市民部市民課長 清水 久美子 様)
- 窓口サービス検討委員会という窓口を所管している課長級の会議体で協力を呼びかけ、導入を短期間で進めた。
(GovTech東京 業務執行理事 畑中 洋亮)
- オンライン申請と書かない窓口の両方の取組によって、紙の使用は全て無くなったのか、あるいは未だ紙の使用は残っているのか?
(青梅市市民部市民課長 清水 久美子 様)
- 転入届や転居届は対面による本人確認を基本としているため、ペーパーレスには至っていない。
証明発行の手続のオンライン化をこれから取り組んでいく予定。
記事ID:110-001-20240716-011592